三菱重工の動き(寄り急落→ヨコヨコ)
今日の三菱重工(7011)は、寄り付きで前日比マイナス2.2%の3,818円スタート。
9時3分に寄り付くと、わずか数分で45円急落。
出来高は寄り付き直後はしっかり入っていたものの、その後は徐々に先細り。
それでも値幅が大きく、上下どちらにも抜けきらない、難しい展開。
寄り付きからわずか3分で安値をつけた後は、下げ止まりからの反発が入り、一時は寄り値(3,818円)を上回る場面もあったけど、方向感は出ずヨコヨコに。
ボラは大きいのに方向感が見えないという、判断が難しい一日だったと思う。
日経平均の地合
日経平均は0.33%のギャップダウンで寄り付き。
弱い買戻しを挟みつつ、前場は下落トレンドを描く流れでした。
個別株に比べれば安定感はあるものの、買いが弱く重たい印象。
地合いとしても「積極的に攻めづらい日」という感じでした。
ノートレの理由
マイルールでは「ギャップ率2%以上の銘柄は原則ノートレ」。
今日はその条件に当てはまったため、実際のトレードはやらなかった。
寄り付き直後の下げ幅の大きさを見ても、やはり様子見で正解だったと感じています。
もしルールを外してトレードしていたら…という仮想トレードも記録してみた。
結果的には「2勝5敗」で負け越し。
寄り付き直後の急落を狙った空売りは多くが逆行し、下げ止まり後の戻り売りで拾えた場面もあったものの、トータルではマイナスに傾きました。
やはり実際にはかなり難易度の高い値動きだったので、見送ったのは妥当だったと思う。
今回あらためて感じたのは、数字で振り返ることの大切さかな。
体感的には「2週間に1回くらいしか来ない」と思っていた2%以上のギャップも、
実際に数えると今年はすでに33回、週1ペースで発生していました。
こうして振り返ってみると、自分の感覚と実際のデータには意外と差があるもの。
トレード中はどうしても「最近よく出てるな」「全然来ないな」と感覚的に判断しがちですが、
数字で整理すると冷静に状況を把握でき、無駄に焦ることも減ります。
特に8月は値動きが激しい印象が強いですが、実際にデータを見直すと「思った以上に例年通り」というケースもありそうです。
こうした小さな発見を積み重ねることで、ルールを信じて継続する自信につながると感じました。
振り返り
今日は、寄り付きで出来高がしっかり入っていたにもかかわらず、その後は急速に出来高が減っていった。
それでも値幅が大きく出ていたため、「出来高の減少=ボラの縮小」とは限らないことを再確認。
むしろ薄い出来高の中で大きな値幅が出ると、だましのような動きも増えるので注意が必要だと感じた。
また、日経平均がギャップダウンスタートで弱い流れの中、個別銘柄でも下方向を意識しがちでしたが、三菱重工は結局ヨコヨコで落ち着いてしまった。
こういう地合いと噛み合わない展開の日は「やらない勇気」が大事だなと改めて思いました。
今日はルール通りノートレ。
ただし仮想で検証した結果からも、やはりギャップ率が大きい日はリスクが高いと実感。
ルールを守って冷静に見送れたのは良かった点です。
今後も「やらない」という選択肢を大事にしながら、より精度の高いトレードを積み重ねたいと思います。
実際にノートレの日を振り返ると「やらなくて良かった」と思えるケースが多いけど、
同時に「もし攻めていたらどうなっていたか」という検証も大切だなと感じた。
勝ち負けの結果よりも、その時にどう判断したかを振り返ることで、自分のルールの意味を再確認できるし、次に同じような場面に出会った時の安心感にもつながるかな。
『今日はルール通りノートレ。地合に振り回されず冷静に判断できたのは大きな収穫でした。』
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