三菱重工(7011)は ギャップダウン率-3.9% と大きく下げてスタート。
前日終値が3,603円に対して、寄り付きは3,463円。140円の下落で始まった。
朝の時点で「これはもう今日はノートレだな」と決定。
自分のルールとして「ギャップ率±2%以上は原則エントリーしない」と決めてるので、それを守っただけ。
ただ、ノートレとはいえ値動きとしてはかなり参考になる日だったので、しっかり観察。
朝の値動き:15分で90円上昇
ギャップダウンでスタートしてから、9:00~9:15の間は強い買いが入り、
底値3,460円から 15分で高値3,550円付近まで一気に戻す展開。
実に90円の上昇。ボラティリティがとにかくデカい。
ただしこの上昇、出来高がそこまで伴ってなかったのがポイント。
寄り付き直後はそこそこ活発に見えたけど、そこをピークにすぐ落ち着いてしまう。
薄い板の中でアルゴや短期勢が瞬間的に買い上げただけ、という印象の方が強かった。
VWAPも一瞬上抜けたように見えたけど、その勢いは続かず。
慎重に見れば「上昇トレンド」と呼ぶにはかなり頼りない流れだったなという感じ。
その後はヨコヨコ~下落へ
9:15に高値をつけたあとは、明確な陰線が出たわけじゃないけど、
上値が徐々に重くなって失速。
VWAPに沿ってヨコヨコするも、少しずつ下方向に流されていく展開に。
10時時点では3,505円付近をウロウロ。
ローソク足の形も、どれもヒゲは小さく、売りの勢いも買いの勢いもどっちつかず。
板の雰囲気もずっと静かで、トレンドが生まれる感じはなかった。
印象としては「弱い反発→失速」
今日の値動き全体を見ると、
- ギャップダウンで投げ売りされた後、
- すぐに買い戻しが入り、
- けど出来高は伸びずに、
- 高値つけたあとはズルズル失速
という「ありがちな寄り底風→ダラ下げ」パターン。
エントリーしなかったとはいえ、しっかりこの動きを頭に入れておきたい。
「反発に見せかけた反発もどき」みたいなやつ。
やっぱりギャップが大きい日は警戒
こういう 「大きなギャップ×薄い板×出来高控えめ」 な日は、
上がっても一瞬、そして反転も急、というボラ大きめ&リスク高めな相場になりがちなんだなって再認識。
実際今日は、寄りから上げて「お、上行くか?」と思わせておいて、
その後はじりじり下げていくという、ちょっと難しい動きだった。
今日はノートレにして正解だったと思うし、
「地合いに忠実、ルールに忠実」ってほんと大事だと改めて思った。
ギャップ率だけで取引を避けるのはもったいない気もするけど、
今のところ自分の勝率データでも±2%以上のトレードは良くないので、
しばらくはこの方針で継続していくつもり。
明日は地合いがどうなるか分からないけど、
良いチャンスが来たときにしっかり乗れるよう、準備しておこう。
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