昨日のニュースで、アメリカのFRBが政策金利を0.25%引き下げることを決めたみたい。理由は「雇用の下振れリスクが高まったから」。が要因のようです。去年12月以来6会合ぶりで、トランプ政権下では初の利下げです。
一方の日本は、10月に自民党総裁選。表向きは「次のリーダーは誰だ」と大騒ぎですが、結局は看板の掛け替えにすぎず、財政出動や防衛費拡大といったお決まりのメニューが並ぶだけ。市場から見れば、“人が変わる”以上のインパクトは乏しいのが実情。
アメリカは利下げ、日本は総裁選。どちらもニュースにはなるけれど、「市場に本当に効くのはどっち?」と考えると答えは明らかかもしれない。
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1勝2敗 -600円
今日も三菱重工を取引。負けたけど微損の-600円。全部空売りで入ったけど、下落トレンド気味の値動きとしてはかみ合わなかった。
日経平均の地合い(前場)
今日の日経は0.27%のギャップアップでスタート。寄りから9時台は「方向感なしかな?」というヨコヨコ展開でしたが、10時を過ぎると一気に上昇ムードに切り替わりました。節目の4万5000円を突破して最高値更新。FRBの利下げ決定なんかも背景にあるのかも。リスク資産に資金が入りやすい流れを感じました。ただ強い地合いといっても、個別で見れば“乗れる銘柄と乗れない銘柄”があるのが面白いところです。
三菱重工の動き(前場)
三菱重工は0.5%のギャップアップ、3721円で寄り付きました。ただ、その後はVWAPの下で推移する時間が長くて、上に抜けるには勢いが足りない感じ。VWAPには何度かタッチするんですけど「明確にブレイク!」とはならず、どちらかといえばヨコヨコ相場に近い動きでした。日経平均が強くて最高値更新しているのとは対照的で、「あれ?地合いと同じ方向に行かないの?」と思う場面も。こういうちょっとしたズレを体感できるのがデイトレの面白さ。
トレード記録
【1回目】空売り -600円
9:03 → 3,709円(空売り)
9:17 → 3,711円(損切)
VWAP:3716.8円
日経地合い:+0.22%
寄り付き直後の売り優勢を見て空売りで入ったものの、その後の値動きがいまひとつ伸びず。結局は15分ルールに従って撤退しました。上ヒゲに狩られそうな場面もありましたが、微損で済んだのは結果的に良かったかもしれません。ただ、そのあとしっかり下げているのを見せられると「もう少し粘れたかな…」と悔しさが残る一手でした。
【2回目】空売り -3,600円
9:21 → 3,693円(空売り)
9:30 → 3,705円(損切)
VWAP:3712.6円
日経地合い:+0.40%
今度は安値ブレイクを狙って空売り。タイミング的には悪くなかったと思うんですが、地合いが強い影響もあって下げ幅は小さめ。リバウンドに巻き込まれてあっさり損切りとなりました。エントリー自体は方向感をつかんでいたはずなのに、相場の流れに押し戻された格好で、どうにも噛み合わない印象のトレードでした。
【3回目】空売り +3,600円
9:42 → 3,700円(空売り)
9:50 → 3,688円(利確)
VWAP:3707.6円
日経地合い:+0.54%
VWAP付近でヨコヨコしていたところ、強い陰線で明確に割ってきたので空売りエントリー。一度は上に持ち上げられてヒヤッとしましたが、その後しっかり反転してくれて利確できました。前の2回で噛み合わない展開が続いていたので、このトレードでようやく流れをつかめた感じ。方向感は悪くなかったんだと少し安心できた一手でした。
振り返り
今日は序盤の2回のトレードがうまく噛み合わず、15分ルールやリバウンドに巻き込まれて損切りが続きました。ただ、方向感自体は間違っていなかったようで、最後の3回目でしっかり利確できたのは救い。結果的にトータルでは小幅マイナスになったものの、「ルールを守って微損で抑える」→「流れをつかんで取り返す」という良い流れを確認できた一日でした。やっぱり焦って崩れるより、ルール通り粘り強くやるのが大事だと再確認。
明日へのメモ
- 15分ルールを守るのは正解だが、再エントリーのタイミングはもう少し柔軟に考える
- VWAP付近でのヨコヨコは「抜け待ち」で焦らず、方向感が出てから仕掛ける
- 地合いが強いときの空売りはリバウンドに要注意

